かぜとなれ

自分=職業を目指してもがく、ふざけた24歳の人生の道しるべ

かぜとなれ

借金総額170万円の今【お金がなくても幸せか?】を考えてみた

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どうも、沖縄移住ブロガーの疾風(@hayate_cwrkh5)です。

 

一度はお金持ちになってみたい

 

誰もが生きている中で、一度は『お金持ちになるには?』と考えたことがあるのではないでしょうか。

 

面白いことに『お金持ち』と調べるだけで、「特徴」「芸能人」「結婚」「玉の輿」「不幸」「年収」「考え方」「ランキング」...などとたくさんの関連用語が出てきます。

 

まずはじめに、2015年度の日本の長者番付ランキングを見て、お金持ちの規模感を知ってもらいます。

 

3位 : 三木谷浩史 楽天 (50歳) 1兆440万円

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(出典 : 善行、利他行を積む)

 

2位 : 孫正義 ソフトバンク (57歳) 1兆6920万円

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(出典 : WSJ

 

1位 : 柳井正 ファーストリテイリング (66歳) 2兆4240万円

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(出典 : 日本よ永遠に)

 

もはや逆に想像できないですよね。笑 「兆」なんて特に。

 

これを見て、皆さんは何を感じ、何を思いますか?

 

今回は、生きていく上で切っても切り離せない「お金」について、最近になって違和感を感じ始めた【お金がなくても幸せか?】をとことん追求していきます。

 

 

お金がなくても幸せか?

我が家の経済事情 

5人兄妹の長男として育つ 

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(前2列が小林家、後ろは親戚)

 

僕は小林家の長男として生まれ、両親を始め、祖父母、親戚などたくさんの人から愛情を貰って育ってきました。

 

僕が成長するに連れて、妹が3人・弟が1人生まれ、築40年の一軒家に猫4匹と一緒に7人で住んでいます。

 

小さい頃から何一つ不自由なく、5人兄妹という厳しい環境でも、欲しいものは買ってもらい、更には大学にも通うことができました。

 

食事や洋服に困ることもなく、節水・節電もいき過ぎたものでなく、本当に有り難い環境でこれまで育てられてきました。

 

両親の生活

現在両親は共働きです。

 

父は40代後半。建築業界にて、一級建築士と技術士の資格を武器に第三者機関で、ちょうど4桁ぐらいの収入とともに働くサラリーマン。

 

母は40代前半。ずっと専業主婦でしたが、最近は昼だけパートに向かっています。

 

そんな2人からは、あまりお金の話はこれまで聞いてきませんでしたが、最近になって諸々聞くことができました。

 

  • 60歳頃まで続く家のローン
  • まだまだ出費がある弟妹たちの教育費
  • 膨大な食費や光熱費などの生活費
  • 車の維持費や保険料や住宅税
  • 家族全員の携帯代金

 

などなど。

 

本当に2人には頭が上がりませんが、父が『食うために働く』というのも、昔は“夢がなくてつまんねぇ...”とか思ってました。

 

そんな2人の唯一の楽しみがツムツム。必死こいてツムツムやっているのを見ると、絶対にもっと楽しいことあるのにとすら思います。

 

でも、そもそもそれ以外のことにお金を使わずに、我慢してくれてるんだなって気付いてからは、当時そんなことを思った自分を殴りたいぐらいです。

 

それと同時に、こんなにもたくさんのお金の管理を自分もしなきゃいけなくなるのかと思うと、自分はまだ何も知らないなって思ったんです。

 

学校ではお金の勉強は一切しない

思い返せば、小学校から高校までは一切【お金】に関する勉強なんてしませんでした。

 

稼ぎ方も増やし方も貯め方も何に使うかも

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それこそ高校ではアルバイトも禁止されていたし、どうやって稼ぐかとか、増やし方とか、貯め方なんてのも教わらない。

 

一番は自分の周りにいる大人が見通し。

 

サラリーマンが当たり前だと思ってたし、土日休みがいいなって思ってたし、40代後半になるまでは4ケタにもたどり着けないんだって、いつの間にか“当たり前”が定義されていく。

 

貰ったお小遣いとか、年末年始に貰うお年玉から買うのは、ゲームとかバスケ用品ぐらい。

 

あとは、たまーにする買い食い(これもダメだった。笑)とか、休みの日に遊ぶ時のお金ぐらい。

 

貯めるなんて思考がそもそもないし、もちろん投資なんてもっての他。

 

お金に対する疑問とか、興味さえ湧きませんでした。

 

お金に対してマイナスイメージを持ってる人が多い

そして、自分がそうだったのですが、お金に対して良くないイメージを持っていました。

 

  • 「お金は汚いものだ」
  • 「お金の話をするのはみっともない」
  • 「世の中お金じゃない」
  • 「お金で買えないものがある」
  • 「お金持ちの人は悪そう」

 

などと、最近まではこういった感情が潜在意識の中にありました。

 

今となっては、ただの偏見でしかないし、何も知らないが故の無知である未熟さからくるものでした。

 

子どもの頃から映画が好きだったので、お金は泥棒が盗むもんだとも思ってました。笑 (特にルパン三世とか。笑)

 

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(出典 : 素人目線の映画感想ブログ)

 

大学時代の経済事情

比較的全てが自由になった大学生

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(今でも忘れられない大好きなブライダルスタッフメンバーとの写真)

 

大学に合格してからは、『お金欲しさ』というよりも『経験欲しさ』にアルバイトにすぐ応募しました。

 

僕の人生初アルバイトはブライダルスタッフ。

 

結婚式場の披露宴会場で、ご両親や列席者の皆様のご案内、給仕、ドリンク、会場準備(セット,引き出物,掃除,ケーキ運び)などなど、当時の自分には全てが新鮮な情報でした。

 

当時の時給は1,000円。一般的なアルバイトよりは高いですが、結婚式場の中では低い方だったかもしれません。

 

それでも、一緒に働く素敵な仲間たちとの時間や、毎回出勤する度に色んな方の結婚に至るまでのエピソードとか、ご新婦様のご両親様に対するメッセージなんか、ほんと感動もので涙ちょちょぎれでした。笑

 

他にも、バスケの審判や大会運営をするスタッフ(時給1,000円)や、不登校の子に教える家庭教師、今も続けているBBQ会場や牡蠣小屋の運営スタッフ(時給1,000円)など、たくさんの『経験』を積みました。

 

その『経験』の先に、おまけでついてくるのが『給料』ぐらいに思ってました。

 

自由になった反面、出費がかさんでくる

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大学に通う交通費と携帯代は出してもらっていたのですが、その他の出費は当然全部自分で負担するようになる訳です。

 

  • サークル
  • 食費
  • 飲み会
  • 交際費
  • 合宿
  • 旅行
  • ボーリングなどの遊び
  • 洋服や靴代
  • ライブ
  • お祝い
  • プレゼント

 

などなど。

 

昔よりも行動範囲は広がったし、「経験してみたい!」と思うことも増えたし、何より人脈の幅が広がって、その分出費は自分じゃ手に負えなくなる程増えました。

 

何よりもボランティア好きだった 

僕は自分の承認欲求が強いことから、他人の役に立てることを何よりの喜びとします。

 

そのため、僕が高校2年生の時に起きた東日本大震災に対して、“大学生になったら必ず何かやろう”と思っていたので、数多あるボランティア団体から、僕らの夏休みProjectという学生団体を探し出して、所属しました。

 

その時入会費用と年間費用でかかったのが合計10,000円でした。

 

実際に現地に行くまでに、約100名を超える学生とミーティングを重ねたり、募金活動をしたり、現地で行う催し物のために作成物を準備をしたりと出費はかさんでいきます。

 

そして現地に行く際もボランティアなので、企画に参加することに宿泊費やチャーターバス、現地で行う祭りに必要な資金など、あわせて30,000円もの投資をしました。

 

もちろん現地で得た経験はそれまでとは比にならないものばかりでした。

 

  • 子どもたちとの血の繋がりを超えた絆の形成
  • 現地に行くことでしか感じ取れない五感を通した体験
  • 同じ人間とは言えど、不幸があったにも関わらず力強く生きる東北の人たち

 

その全てが「たがが40,000円だ」なんて思ってしまう程のインパクトで、一生の宝物になりました。

 

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(今でも文通をしている東北の子どもたち) 

 

ただ、好奇心旺盛で、やりたいことがたくさんあった僕は、この頃から収入が出費に追いつかなくなります。

 

当時は今ほどタイムマネジメント力やスケジューリング力がなかったので、学校とバイトと学生団体とその他と...そのコントロールが効かなくなったのが事実です。

 

全てを捨てて、一つに集中するということが苦手でそもそも好きじゃなかった僕は、この活動を一時休止することにしました。

 

この頃から『お金がなくても幸せなのか?』ということに疑問を持ち始めました。

 

自己啓発セミナーで『足るを知る』精神を学んだ

僕は比較的意識が高い方の人間ではあったので、就活も2年時から行ってましたし、自分にとって有益だと思うものには、すぐに食いついてました。

 

その内の一つが自己啓発セミナーでした。

 

約30,000円の受講料と4日間

約60,000円の受講料と2日間

 

を丸々空けて臨んだそのセミナーが僕の人生を変えた一つのターニングポイントだったと言っても過言ではありません。

 

当時よりも遥かに生きることに目的を持ち、志高き同志たちも増え、ネガティブ思考だったマインドもポジティブ思考になり、何よりも『足るを知る』精神で救える人がたくさんいることも学びました。

 

その後は大学生活が終わるまで、そのOBとしてアシスタントという立場で関わり続け、名古屋、大阪、福岡開催の際も、4日間の間の宿泊費、食費、交通費全て実費でボランティアとしてその役割を担い続けました。

 

もちろんこれも復興支援のボランティアと同じように得られたものは果てしないですし、この空間が心から大好きでした。

 

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(共に活動していた主力メンバー この他にも全部で500人は超える新たな人脈ができた)

 

でも、改めて思い返してみると、凄いなって思います。笑

 

全部実費だったし、全部で15回もアシスタントをしたので、単純計算で60日間もの間はここにつぎ込んでいたのだなと。

 

リアルな話、60日間の交通費や食費、宿泊代はざっと15万円は超えると思います。

 

なおかつ、仮に1日8時間労働の時給1,000円だとすると、48万円もの稼ぎを得られている訳です。

 

もっと上手く金銭面のやり取りができていたら良かったなって今では思う。

 

社会人1年目まさかのフリーター

そして、今に至る訳です。23歳で俳優を目指してフリーター。

 

就活も2年からやっていましたが、『企業に属して働く』というイメージがどこの企業にいっても湧かず、納得感もなく、一番最後にたどり着いたのが中学校の頃からの夢である『俳優』という道だったのです。

 

もちろん母親や親族には大反対されました。

 

ましてや長男だからこそ、稼ぎの担い手としての期待もあったかもしれないのに、大学も卒業せずに辞めてしまって(話すと長くなるので、割愛)。

 

肩書きは最悪で、一般的に見ればお先真っ暗です。 

 

現在の借金額は170万円 

大学に通うために借りていた第二種奨学金145万円と、大学3年時におじさんに借りた25万円で、170万円です。

 

収入が限られている中で、借金を背負った状態かつ、お金に対する知識も少ないまま社会に飛び出てしまいました。

 

一切返済プランニングもできてないし、いつまでに返し終わるかも分からない。

 

でも、こんな状況だからこそ、お金に対する考え方や捉え方、価値観が変わってきたのです。

 

これからの経済事情

必要になるであろう出費

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このままではヤバいなと感じ始めた僕は、4月に入ってから今後のプランニングをしていく上で、1ヶ月でどれだけ出費をするのかをお小遣いアプリで調べてみました。 

 

僕は幸いなことに物欲がほぼ皆無なので、一番かかるのは交通費と食費です。やはり、横浜から都内に出る事が多く、その分交通費がもってかれます。

 

ただ、今後のことを考えると俳優活動での投資も、他の部分でも出費はかさんできます。

 

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おそらくこの図のように夏頃までは、毎月8万円ぐらいの出費が見込まれます。

 

ただし、ここはあくまで僕の場合であって、人生において必要となってくるものはたくさんあります。

 

  • 家賃
  • 水道・光熱費
  • 保険
  • 奨学金・借金返済
  • 年金
  • 結婚式・披露宴代
  • 子どもの教育費
  • 車関連

 

主要な部分はこれぐらいでしょうか?

 

もちろんこの他にも、旅行や遊びなどの娯楽費用や、モノを購入する費用、自己投資のための本やセミナーなど、お金の使い道は山ほどあります。

 

それに対して、現在の僕の収入はアルバイトで8万円〜10万円。このブログで数1,000円程度。

 

どう考えても、圧倒的に足りないと思いました。

 

日本の現状はどうなのか

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(図:収入の階層ごとによる分布図(平成26年))

民間給与実態統計調査|統計情報|国税庁より作成

 

2015年度の日本人の平均年収は415万円と言われています。

 

上記の図は収入の階層ごとによる分布ですが、日本でも既に収入格差は始まっています。

 

また、子ども1人あたりの教育費は1,000万円と言われています。

 

他にも

厚生年金は2032年

国民年金は2037年

「枯渇する」と言われています。

 

更に、日本の現在の国債は170兆円です。

 

危機感を煽る訳ではありませんが、皆さんは自分が住んでいる日本のことをどれだけ知っているでしょうか?

 

また、どれだけ主体性を持って情報を自ら掴みにいっているでしょうか?

 

僕らは何のために働くのか

TwitterなどSNSで『仕事だりー』とか『つまんねぇー』とかの書き込みをよく見かけますが、一体あなたたちは何のために働いてるんですか?って。だったらやめればいいのにって。

 

その発言自体を聞きたくないですし、そんな大人たちの背中を見てる子どもたちの身にもなって欲しいです。そりゃ自分たちの未来に希望なんか抱けませんよ。

 

もちろんそれも個人の自由なので、食うために働くライスワークでも、好きなことを仕事にするライクワークでも、人生を謳歌するために働くライフワークでも何でもいいとは思います。

 

ただ、ライスワーカーが増えれば増える程、日本の未来は雲行きが怪しくなるんだろうなと、僕は思います。

 

この状況下でそんなことを言っている人たちに社会なんて日本なんて任せられるかって。

 

想いは大事だけど、想いだけじゃ何も護れない

中には志高く動いている人たちもいる 

もちろんそんな大人たちばっかりではありません。

 

むしろ僕の周りには、『少しでも日本を良くしよう!』とか、『好きを仕事にするぞ!』とか、良い意味で人生を謳歌しようと楽しんでいる人たちがたくさんいます。

 

そういう人たちこそ成功して欲しいし、そんな人たちが教師になればいいのにって思います。

 

でも、僕はその想いだけじゃ何もできないことをここ数年で実感しました。

 

ここ数年で2度あった震災。

 

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(岩手県 : 元は線路があった場所)

 

東北には行くことはできましたが、九州地方へは何も協力できていません。

 

もちろん今を精一杯生きること、自分にできることをすること、震災を忘れずに伝えていくこと、当事者意識を持つことなど出来ることはたくさんあります。

 

けれど、それだけじゃ足りないなってやっぱり思うんです。同じ日本に住んでいる人間として。

 

お金はなくても必要最低限の暮らしはできるけど、あればできることの幅は広がる

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もちろんお金は10万円もあれば、必要最低限の暮らしはできると思います。

 

でも僕は、そんな綺麗事言ってられないと思ってます。

 

あればあるだけできることの幅は広がるからです。

 

震災に対しても、寄付ができる。

 

日本だけじゃなくて世界中にも困っている人たちはいるし、そんな人たちを救えるようにもなる。

 

自分がたくさん稼げれば、母親は働かずに自分の好きな時間を設けることができて、ツムツム以外の楽しいことに目が向くかもしれない。

 

おばあちゃんにもパソコンのプレゼントができたり、余生を楽しむ術を与えられるかもしれない。

 

自分の披露宴に呼びたい人を全員呼べる。

 

自分の子どもが生まれた時に、何でも挑戦させてあげられるし、子どもだけでなく自分も永遠に色んな経験を積むために投資ができる。

 

考えればキリがない程、お金ってあればそれだけ幸せになれるツールでもあるって僕は思うんです。

 

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だからこそ、お金に対する捉え方は絶対プラスの方がいいし、僕は義務教育の中にもっとお金に関する勉強を入れるべきだと思います。

 

お金の話をすることは全然悪いことじゃないし、収入源をたくさん作ることは全然悪いことじゃないし、むしろ副収入はもっと推奨すべき。

 

ましてや、僕は人と会うのが大好きです。

 

人と会うためにも、交通費だったり、お茶代だったり、ご飯代とかたくさんかかります。

 

それを削るのではなく、全部楽しみたいって思うと、お金は僕にとって死ぬほど必要なものです。

 

お金が幸せを運んでくれるのではなくて、共に過ごす人との楽しかった思い出や、辛い別れ、悲しい出来事、感動する出来事など、いつだって幸せをくれるのは“生きとし生ける存在”なのです。

 

だからこそ、お金のために働くんじゃなくって、そういう人生を彩る手段としてお金を稼ぐという考え方の人が増えればいいなって思います。

 

おわりに

【お金がなくても幸せか?】

 

という問いに対しては、

 

【なくても幸せにはなれるけど、あればもっと幸せになれる】

 

というのが僕のアンサーです。

 

心理的な幸せだけじゃなく

経済的な幸せだけじゃなく

どちらも同じだけ必要だ

 

そう思います。