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疾風(かぜ)となれ

俳優を目指すも、横浜から沖縄まで自転車で移動しコテージを運営。『個』の時間や人生を大切にする人を増やすブログ

青年座の門下生も研究しているナショナルシアターライブを知っているか?

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記事を書いた人:はやて あとで読む

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(出典 : 「ナショナル・シアター・ライヴ」 OFFICIAL SITE)

 

『君の人生は、教科書に全部書いてあんのかい?』

 

どうも、駆け出し俳優ブロガーの疾風(@hayate_cwrkh5)です。

 

僕の人生において、一番最初に観た生の舞台、それが“ナショナルシアターライヴ”だ。

 

早速だが、このナショナルシアターライヴは、以下の人にオススメである。

 

  • 右も左も分からない駆け出し俳優
  • 一度も生の舞台作品を観たことがない
  • たくさん舞台を紹介されて、どれを観たらいいのか分からない
  • 演劇作品という芸術に触れてみたい
  • 世界最高峰基準の一流を堪能したい
  • 一流演劇作品を観たいけど、そこまで投資できない
  • 演劇作品を観に行ける程、時間に余裕がない

 

など、挙げればキリがないが、上記どれか一つでも該当する人には、自信を持ってオススメする。

 

今日は、僕がなぜここまで“ナショナルシアターライヴ”をオススメできるのか、その魅力と理由を紹介する。

 

 

ナショナルシアターライヴの全て

ナショナルシアターライヴとは?

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(出典 : 海外ドラマNAVI)

 

『世界の見逃せない舞台を、もっと身近に映画館で。』

 

というコンセプトのもと、演劇界最高峰のロイヤル・ナショナル・シアターが、 世界で上演された舞台の中から特に話題となった最高の舞台を映画館でライブ中継するというもの。

 

同じようなものとして日本にも、劇団☆新感線さんがやっている『ゲキ×シネ』というものがある。 

 

hinatabako.com

 

ナショナルシアターライヴの魅力10選

早速ではあるが、ナショナルシアターライヴ(以下 : NTLive)の何が素晴らしいのかを紹介しよう。

 

①映画館で鑑賞できるという気軽さ

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劇場と言われるとハードルが高いと感じる人も多いのではないだろうか?

 

しかし、このNTLiveが上映されるのは普通の映画館だということ。

 

一般の映画が上映されている映画館での上映なので、カップル連れや家族連れなど、客層も芸術鑑賞のためだけに来る人ではないからこそ、気軽にフラッと立ち寄れることがポイント。

 

もちろん、ドリンクやフードも映画館によっては対応している。

 

②土日を跨ぐ何日間かでの上映

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『なかなか映画を観に行ける程、予定が空かなくて...』

 

みたいな人もなかにはいるだろうが、安心して欲しい。

 

NTLiveの作品は一部を除いて、土日を跨ぐ何日間かでの上映となっている。

 

そのため、『平日は予定がつかない...』という人も、土日の上映に合わせることができる。

 

もちろん、行けるのであれば平日に行くことだってできる。

 

③上映時間が基本夜だということ

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『日中は予定があって...』

 

なんて人にも問題なし!

 

NTLiveは、基本18:00〜19:30頃に始まるものが多い。

 

だから、仕事が終わった後や日中の予定が片付いたあとにだって行くことが可能だ。

 

④安心の字幕対応

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(出典 : NAVER まとめ)

 

NTLiveはライブ中継ということもあり、役者はバリバリの英語で演技をしているため、英語が分からない人には厳しいかも?と思いきや、、、

 

もちろん字幕にも対応しており、スクリーン下部に最大2行までの簡単な日本語が表示されるようになっている。

 

むしろ日本語吹き替えがない分、『ヒアリングを鍛えたい!』という人や、『英語のまま楽しみたい!』という人には逆にもってこいなのかもしれない。

 

⑤以外と空いている

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これはあくまで僕の主観ではあるのだが、まだ認知度がそこまで高くないせいか、比較的空いていることが多い。

 

そのため、突然当日に観に行きたい!となったとしても、現場でチケットが買えてしまうことがしばしば。

 

席に関しても、自分の好きな場所で鑑賞できるし、「人ごみが苦手だ。」と言う人も困らないだろう。

 

もちろん、土日や人気作品、上映日が一日しかないなどといった特殊な条件を除けばだが。

 

⑥長い作品だと、間に休憩時間がある

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普通の映画だと、動画だから休憩時間なんてものはなく、『これから絶対いいタイミングなのに...』というところでお手洗いなどに向かわなければならない。

 

だがしかし、NTLiveはライブ中継のため、役者にとっての衣装替えや休憩時間が必要とされる。

 

そのため、3時間という長い公演の中に20分、2時間という公演の中に15分と、それぞれ休憩時間が用意されてるのだ。

 

その時間は、お手洗いをすませるもよし、追加でドリンクやフードを買うもよし、僕の様に感じたことをひたすらメモするなど自由に時間を使える。

 

⑦料金もリーズナブル

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普通の生の公演を観に行くとなると、初めて行くにしてはハードルが高い料金設定だと多くの人は感じるだろう。

 

誰もが知っている劇団四季でさえ、立ち見席が3,000円、バルコニー席が5,000円、更に良い席をとろうものなら10,000円近くの料金がかかる。

 

だがしかし、このNTLiveは、どんな席であろうと一律3,000円(学割2,500円)という破格の値段で観ることができるのだ。

 

これなら『もう一度観たい!』という時にだって気軽に観に行ける値段だし、俳優を目指す人にとっても飲み会1回分投資するだけで、遥かにその値段を超えるであろう価値を手にすることができる。

 

⑧ライブ中継だからこその臨場感

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(出典 : 「ナショナル・シアター・ライヴ」 OFFICIAL SITE)

 

このNTLive、一番の魅力といっても過言ではないのが、その臨場感である。

 

撮影のようにミステイクが許される環境じゃないからこその本番一発勝負の緊迫感や、俳優や女優たちの迫真の演技がオンタイムで観ることができる。

 

更に、演劇と映像の融合の最大の利点とも言える『いいとこ取り』が実現可能なのだ。

 

というのも、「このアングルから移せば、より伝わりやすい」とか「迫真の演技をする俳優のドアップ」などと、そのシチュエーションや意図に応じた映像がスクリーンには映し出されるのだ。

 

また他にも、現場はイギリスであるため、海外のオーディエンスがどのタイミングで笑ったり、どのタイミングで拍手喝采が起こったりと、日本の映画の楽しみ方とは一風違った楽しみ方を感じることもできる。

 

⑨『一流とは?世界とは?』という基準に触れることができる

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(出典 : 「ナショナル・シアター・ライヴ」 OFFICIAL SITE)

 

僕自身がそうだったのだが、駆け出し俳優として俳優を目指し始めた当初は、たくさんの俳優人脈を広げるところからスタートした。

 

色んな方々からたくさんのチラシを貰うことができ、どの公演を観に行こうか迷っていた。

 

そのことを師匠に相談した時、こう言われたのだった。

 

『短期的に観れば、たくさんの公演を観に行くことはもちろんあなたにとって経験にもなるし、芸の肥やしにもなるでしょう。


でも、一生俳優として食べていくのであれば、一番最初に観る作品は、世界基準の一流のものになさい。

いつか歩くレッドカーペットであなたはこう質問されるわ。

 

『俳優 小林疾風として一番最初に観た作品は何だったんですか?』

 

と。そう聞かれた時に、全然知らないようなものじゃなく、『ハムレットです』と答えられたらどう?

 

『あぁ!あのハムレットですね!!』ってなるでしょう?この人は一流から学んできたなって思わせることができる。」

 

と言われて紹介されたのが、NTLiveの「ハムレット」という作品だった。

 

僕の中での演劇デビュー作品は紛れもなく、この「ハムレット」な訳であり、全くのド素人である僕が一番最初に観たこれが全ての基準となっていくのだ。

 

主演は、アカデミー賞ノミネート俳優であるベネディクト・カンバーバッチ、演出家はオリヴィエ賞最優秀演出賞ノミネート歴をもつリンゼイ・ターナー、本場ロイヤル・ナショナル・シアターにてオンラインチケットが販売されるや否や10万枚のチケットが即完売した作品。。。

 

多くを語らずとも分かる、この作品がいかに素晴らしいかはド素人の僕でも分かる程の3時間半だった。

 

一流俳優たちの表情、指先や足先にまでこだわった立ち振る舞い、醸し出される雰囲気、台詞にこもった熱量や緩急、微妙なまでにシーンや感情によって異なるニュアンスの表現力、、、

 

それだけに限らず、そんな俳優たち同志の掛け合いや一流演出家による舞台構成、世界観の表現、照明や音響などのタイミングから、衣装や小道具などの細かいところまで、、、

 

そして、舞台が終わるやいなや観客は拍手喝采でスタンディングオベーションとなる。。。

 

その全てが一流と呼べるにふさわしいもので、僕の中に「これが素晴らしいものなのか!」という揺るぎない基準を作ることが出来た。

 

今後自分が演技や表現をしていく上で、この基準を目指していくと思うと、今の自分は果てしなくちっぽけなものだが、目指すクオリティーが遥かに高いもので、ゾクゾク・ワクワクしているのは言うまでもない。

 

⑩演技をする上で欠かせない歴史が学べる

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何かを極める時に避けては通れないのが、その道の源泉であったり歴史である。

 

僕の場合は幸運なことに、今年(2016年)で没後400年となる“シェイクスピア”四大悲劇の内、「ハムレット」「リア王」「オセロ」の3つを作品として、既に観ることができている。(もう一つは「マクベス」)

 

実際に業界に出て行った時に、名だたる有名作品を知っているか・いないかの違いは当然前者の方が有利なのは言うまでもない。

 

というよりも、むしろ今があるということは、当たり前のように昔があり、何かが残っているということはそのルーツである根源が100%存在するということ。

 

それがこのNTLiveでは学べる。

 

シェイクスピアは、400年前から政治の陰謀と悲劇を描いたり、愛とは何か・家族とは何かといった今も昔も変わらず永遠と扱われるテーマについて作品を創っていたのだ。

 

現代劇があるならば、そのルーツは古典作品にある訳で。

 

その勉強を疎かにしていては、作品の意図や時代背景、作者の想いなども表現できないだろう。

 

実際に行く時の方法解説!

ここでは、『行きたい!』と思ってくださったあなたのために、鑑賞に至るまでの手順と僕の個人的なオススメを紹介する。

 

①NTLiveにて作品をチェック

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(出典 : 「ナショナル・シアター・ライヴ」 OFFICIAL SITE)

 

まずはホームページにて、気になる作品や観たい作品を探す。

 

②劇場情報にて上映期間と場所をチェック

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(出典 : 「ナショナル・シアター・ライヴ」 OFFICIAL SITE)

 

気になる作品や観たい作品が決まったら、そのページに移動し、劇場情報を確認する。

 

すると、上記の画像の黄色い枠の部分に「どの映画館で上映してるのか」・「上映期間はいつからいつまでか」などの情報が掲載されている。

 

③劇場サイトに移動し、オンライン予約をする

引き続き、観たい作品がどの映画館で上映しているのかが分かったら、その映画館のリンクを開き、作品ページを探す。

 

大体が「本日のラインナップ」というところに紹介されているだろう。

 

チケットは現場で買うこともできるのだが、好きな席で観るためであったり、確実に席を予約する場合はオンライン予約が有効だ。

 

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(出典 : ル・シネマ | Bunkamura)

 

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(出典 :シネ・リーブル池袋/上映スケジュール)

 

サイトによって表示される場所や表示方法は異なるが、上記の画像のように購入リンクを見つけてしまえば簡単だ。

 

購入サイトにて、

 

    1. 注意事項と利用規約の確認
    2. チケットの詳細チェックと枚数選択
    3. 座席選択
    4. 個人情報の入力
    5. クレジットカードの入力
    6. 最終チェック

 

の登録事項を済ませるだけで、予約はスッキリ完了となる。

 

登録が済むと、最後に翌日チケットを発行するための番号の控えが表示されるので、それをスクショするなり、メモするなりで控えておく。

 

④当日、会場にてチケット受け取り

予約ができたら、当日手ぶらで映画館まで行き、専用の事前予約チケット発券機にて、控えておいた番号を入力するだけで、チケットを受け取ることができる。

 

あとは好きなようにドリンクやフードを購入するもよし、先に席について下調べをするもよし。

 

劇が始まるまでの時間と、劇中を楽しみ、優雅な気持ちで帰宅しよう。

 

オススメの席はここだ!

今のところ(2016年6月26日現在)、僕が実際に足を運んだのは『シネ・リーブル 池袋』だけだが、オススメの席とやらも鑑賞しに行く際に随時更新していく。

 

シネ・リーブル 池袋の場合

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▶シアター1

J席7〜10I・K席7〜10G・H席7〜10

 

ナショナルシアターライヴのSNS

上映期間が限られているが故に、「次の上映はいつなの?」とか「どこで上映するの?」といった悩みを抱えるあなたには、以下の公式SNSをフォローしておくことをオススメする。

 

最新の情報が入る度に、あなたのもとへとその情報が届くだろう。

 

 

 

おわりに

いかがだっただろうか?

 

純粋に演劇を楽しみたい人、一流に触れて自分の演技力を上げたい人にとって、ナショナルシアターライヴは、本当にオススメだ。

 

いつか本場、ロイヤル・ナショナル・シアターにも観に行こうと思う。

 

 

今日はとても勉強になったね!明日はもーっと楽しくなるよね、ハム太郎っ!