かぜひぴBLOG

付き合って12日で結婚した話。

かぜとなれ

【動画付き】シェアハウス出産で生まれた平成最後のお祭り男

 

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出産から1ヶ月が経った。

付き合って12日で結婚した日本一アホな夫婦 風とヒッピー( @kaze_hippie です🤘

長かったようであっという間だった気もするんだけど妊娠・出産・育児と3段階をまとめて経験したとっても濃い時間で、祭人のたくさんの初めてをパパとなった疾風さんと一緒にチャレンジしてきた大事な1ヶ月が経った。


少しずつわたしも疾風さんも祭人もできることが増えて当たり前がたくさんになったね。余裕が出てきたいま、改めてこれまでの経緯を書き残したいと思ってこの文を書いているよ。

どんな背景で妊娠をして、どんな思いで自宅出産をして、そしてこの1ヶ月をどうすごしたのか、そして祭人の名に込めた思いを、

祭人とわたしに関わってくれた人の記憶を記録として残しておくために。

いつか祭人が大きくなって、文字を読めるようになって、友達ができて、恋をして、夢をもって、大事な人ができて、

人生には辛いことや悲しいこともきっとあるけれど、そんな折々にこの記事を読んで「あなたは愛されている」っていうことを思い出してほしいな。

長いけれど、祭人との大事な1ヶ月の子育ての合間を縫って一生懸命書いたから、いつの日かぜひ読んでほしいな。

そして、これからママやパパになるかもしれない、愛し合っているカップルや夫婦のすべての人にもぜひ読んで欲しいなとも思うんだ。

愛する夫婦やカップルがいつか子を授かる際に「未知すぎて不安」という妊娠や出産には対する恐怖心を少しでも拭えたら、そして出産や子育てをもっと身近なものとして触れられるように。そんな願いを込めて。

「平成最後のお祭り男」誕生

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2018年11月21日(水)大安

午前00:15 

予定日より1週間だけ早く、秋から冬に移り変わった寒い夜にあなたは生まれてきたんだ。

体重:2560g

身長:49cm

頭囲:31cm

病院での診察で聞いていた通り少し小さめの身体で、でもお腹の中でよくママに足蹴りを食らわしてたくらい祭人は元気いっぱいだった。

祭人(まつり)シェアハウス出産の話

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出産はかねてから希望して準備してきたとおり自宅出産で、疾風さんと2人で立ち上げた育くむシェアハウスとっとにて出産で。

本陣痛から疾風さんがずっと付き添ってくれて、助産師さんと、とっと住人と、「陣痛が始まった!」で駆けつけてくれた友人と合わせて約15人で祭人を迎えたの。

破水を迎えるまでの間は、

ただただ「早く終えて欲しい」「いっそ殺して欲しい」 とすら思ってしまうほど辛くて。

手を繋いでくれる疾風さんと、状況を説明しながら励ましてくれる助産師さんの声だけが頼りで、痛みが和らぐ数秒間の間に眠りにつくようにふっと意識が飛ぶ / 痛みとともに現実に引き戻されるの繰り返しだった。

ただ驚いたことに、そんな意識が飛ぶ寸前の痛みの中にも時折セックスで感じるようなエクスタシィが混じっていて!陣痛の半ばごろまでは痛みの中に紛れているその小さなエクスタシィの感覚に意識を集中して凌ぐことに。

そして破水。

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陣痛もいよいよクライマックスに近づき、痛みと和らぎの切り替えが数秒単位になったとある瞬間にだった。

まるで2-3センチ幅の肉厚のような壁にずっと堰き止められていたものがいきなり破裂したかのような衝撃を股あたりに感じると同時に、羊水がぶしゃーっと溢れてきた。

破水による束の間の痛みから解放感ののち、突如としてソレはやってきて。

内側から外に吐き出そうとする強い濁流のような圧が押し寄せ、それと同時に強制的に力まされる。内蔵に圧がかかって中のものが押し出されるその力の強いこと。痛みと圧に耐えきれず口から漏れ出るうなり声と、雄叫びと、泣き叫び

必死に疾風さんにすがりつき、吐き出せれる圧に屈服しながら身を任せながら、 満身創痍の力みで最後は「ちゅるんっ」とこの世に祭人を産み落としたんだよね。

間も無くして。

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まだ自分の胎盤とへその緒が繋がったままの祭人を腕の中に抱きかかえさせてもらった時には、言葉にできない感情が込み上げてきて、ただただ子どものように泣きじゃくることしかできなかった。

いま思えば。

・無事に産めた安心感

・10ヶ月間待ち望んだ祭人に会えた嬉しさ

・出産の恐怖と痛みへの反応

・最後まで傍で手をとっていてくれた疾風への感謝

・同じように24年前にわたしをこんな思いをしてまで生んでくれた母への miss you な気持ち

そんないろんな思いが一度に押し寄せてきたのかなぁなんて思うんだよね。

出産前からお願いしたとおり

祭人のへその緒はパパとなった疾風さんに切ってもらった。

10ヶ月間、わたしと祭人をつないでいた太い温かい絆が切れて少し寂しいような、でも嬉しいような。これまたなんとも言葉にしにくい気持ちだったな。

きっとこれが祭人の一番最初の独り立ちふたりでひとつだったのが、ひとりとひとりになった瞬間だったんだなぁ。

出産は 命と人生を懸けた大人の特別授業

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そんな産みきった安堵感でぼーっとしながらふと横を見れば、シェアハウス住人や顔なじみの友人達が涙ぐみながら出産を見守ってくれていて。

兼ねてから、妊娠、出産、育児ともっと家族以外の人とシェアできる、もっと開かれたものとして向き合っていきたいと思っていたわたしにとっては、

映像や話だけといった表面的なものでないリアルな瞬間を一緒に過ごすことができたことで、今回の妊娠・出産を通してのわたしの使命を全うしたようなそんな気持ちにもなったんだよね。

 

わたしと祭人、そして疾風さんの命を懸けた素っ裸で等身大の挑戦

その瞬間にいた人たちにとってなにか意識や価値観が変わるキッカケを与えることができたかしら。

人はみな生きているだけで愛されている

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そしてこれだけの人に誕生を待ち望まれて誕生を祝福される祭人は、生きてるだけで存在そのものを愛されているんだなぁって。

そしてそれは、わたしも、そしてこの文を読んでくれている祭人以外のひとにだって言えることで。

今この世にこの歳まで健康で、好きな人の子どもを産むことができるくらい健全なココロとカラダがあるのは、わたしのパパとママとその家族が大事に大事に育ててくれたからなんだよね。

いつか祭人に大切な人ができて、その人との間に子どもができたときに自分は愛されてきたそんな当たり前すぎて今まで考えてみなかった事実に気づかされると思う。

出産を経て親への感謝と愛が深まった 

わたしは祭人の出産を通して親への感謝がより強まったし、本当の意味での親になる大変さとその偉大さを身をもって体感したよね。

だからね、祭人の出産を自然な方法でそして最後まで自力でできて本当に良かったと思う。こればっかりは奇跡としかいえないんだよね。

だって産中どんなトラブルがあるかわからないし、どんな方法であれいちばん大事なのは母子ともに健康で産むことだから。

パパと旦那の愛

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それからね、これはどうしても書き残しておきたかったんだけど。

祭人が生まれた後にわたしのお腹の中から取り出された、祭人を守っていた子宮袋と胎盤が一般的な女性よりも小さいけれど分厚いものだったんだって。

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助産師さんがいうには、出産までの10ヶ月間ママが十分な栄養を取れていたからこそらしくて、その栄養は祭人とわたしの身体のことを考えて一生懸命に疾風さんが毎日手作りの料理をたくさん作ってくれたからなんだ。

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じつは疾風さん、わたしが妊娠するまでは全然料理が得意ではなかったんだ。祭人がお腹にいることがわかってから、たくさん栄養あるご飯を作って覚えて得意になったんだ。

だからね、祭人の血と肉はパパの愛情でもできているんだよ。

だからどうか自分の身体を大事にして生きていっていって欲しいな。

妊娠・出産みんなお疲れ様

さて、ここまでが祭人が生まれた出産の記録。

祭人
10ヶ月間よく頑張ったね。

そしてお産もよく頑張りました。

無事に元気に生まれてきて、そしてママのわたしも無事に産ませてくれて、本当にありがとう。

そしてパパになった疾風さん

やっと夢だったパパになれたね。出産まで支えてくれて、そして出産に最後までめげずに立ち会ってくれてありがとう。疾風さんがいなかったらこんなにも安心して出産できていなかったと思うな

 

わたしも疾風さんも、この10ヶ月間どれだけ祭人に会えるのを楽しみにしていたか、そしてママとパパになるために出産を迎えるまでいろんなことを一緒に準備して作りあげてきたんだ。

その記録を書き綴ったものをまとめたから、ぜひこの記事を読んでいるあなたに一緒に読んでほしいな。

 

▼祭人の妊娠がわかるまでのお話

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▼ママが自宅出産を選んだ訳とシェアハウスで子育てをする理由

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▼【動画付き】自宅出産後1ヶ月間の祭人の成長記録

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▼祭人の名前の由来を初公開!

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自宅出産の様子を公開するよ

そして最後に。

祭人を自宅出産した時の最後の5分間を撮影した記録動画をここに載せておこうと思う。この動画はシェアハウス住人のだいちが撮ってくれた、わたしたちにとってもすごくすごく大切な動画で。

( だいち、最初から最後まで辛抱強くお産を見守ってくれて、そしてしっかりと記録までしてくれてありがとう!

ここまでたくさん文字で綴ってきたけれどやっぱりリアルな映像の方がより伝わるかなと、おもいきって出産まで動画を公開することにしたよ。

風とヒッピーからお願いがあります

この動画を見てもし何か感じるものがあったなら。ぜひこの動画をあなたの身近な人や家族にシェアしながら感じたことを話してみてほしい

特にご両親ならあなたを妊娠したときのことや出産エピソードなどをきっと懐かしみながら話してくれると思うんだ。そして出産子育てを経験している人なら、改めてそれについて思い出して考える機会になるんじゃないかな。

わたしと疾風さんの命懸けの出産が、そんな普段の生活ではなかなかのぼらない妊娠・出産の話をあなたの大切な人と話すきっかけになったら嬉しいな。

(注意) 動画のはじまりががいきなりわたしの叫び声でスタートするので、音量を調整の上ご覧くださいな。